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「広島大学グローバルキャンパス推進機構ベトナムオフィス 開設

4日、ハノイの政府迎賓館、および北部タイグエン省の農林大学で、広島大学のベトナムにおける新たな拠点となる「広島大学グローバルキャンパス推進機構ベトナムオフィス」の開所式が行われました。

式典には在ベトナム日本大使館の伊藤・直樹大使、広島大学の越智・光夫学長、タイグエン大学、タイグエン農林大学、タイグエン医薬大学、タイグエン中央病院の指導者をはじめ、広島大学に留学したことがあるベトナムの学生らが参列しました。

席上、挨拶に立った伊藤大使は故グエン・フー・チョン党書記長の言葉を振り返り、「賢材は国家の元気なり」と強調するとともに、先ごろ、両国の指導者が包括的な戦略的パートナーシップの確立に際し、大学教育における協力を強化し、ベトナム学生の日本への留学を奨励することで一致したと明らかにしました。

(テープ) 日本語テープ

一方、広島大学の越智・光夫学長は同オフィスの開設を支援してきた関係省庁に感謝するとともに、博士課程プログラムに参加する研修生を祝いました。また、農業、半導体、カーボンニュートラル、およびスマートシティといった4つの分野での人材育成を開発する計画があり、必要な準備を行ってきたと強調しました。また、昨年、広島で行われたG7サミットに際し、ファム・ミン・チン首相と会見した時、チン首相は両国の大学間の育成協力計画にあらゆる条件を作り出すと強調したことを明らかにしました。

こうした中、タイグエン大学のホアン・バン・フン学長は「人材育成の連携」や「科学研究」、「人材交流、および科学・文化・スポーツ交流」の3つの分野で広島大学との協力を提案しました。

(VOVWORLD) 


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